藤原守子(読み)ふじわらの もりこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原守子」の解説

藤原守子(1) ふじわらの-もりこ

?-1322 鎌倉時代の女官
正親町(おおぎまち)実明の娘。はじめ陽徳門院につかえて三条局と称した。伏見(ふしみ)天皇後宮にはいって東御方(ひがしのおんかた)とよばれ,道煕(どうき)法親王を生む。のち祖父洞院公守の養女となり,後伏見天皇の後宮にはいって3親王および章徳門院を生んだ。従三位。元亨(げんこう)2年11月9日死去。

藤原守子(2) ふじわらの-もりこ

?-? 鎌倉-南北朝時代の女官。
洞院実泰(さねやす)の娘。後醍醐(ごだいご)天皇(在位1318-39)の後宮にはいり,玄円法親王と1皇女を生んだ。従二位。二位局とよばれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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