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藤原資房 ふじわらの すけふさ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

藤原資房 ふじわらの-すけふさ

1007-1057 平安時代中期の公卿(くぎょう)。
寛弘(かんこう)4年生まれ。藤原資平の長男。小野宮家の嫡流。祖父藤原実資(さねすけ)の存命中は蔵人頭(くろうどのとう),参議と順調に昇進したが,その後は不遇。没時は参議兼春宮権大夫(とうぐうのごんのだいぶ),正三位。日記「春記」に蔵人の労苦,政治への批判などが率直にしるされている。天喜(てんぎ)5年1月24日死去。51歳。

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朝日日本歴史人物事典の解説

藤原資房

没年:天喜5.1.24(1057.3.2)
生年:寛弘4(1007)
平安中期の公卿。大納言資平の長男で母は近江守藤原知章の娘。父が小野宮(藤原)実資の養子になったことで小野宮家を継いだ。後朱雀天皇の蔵人頭を4年務めたあと長久3(1042)年,参議。父はこのとき権中納言で,祖父実資は86歳で現役の右大臣,親子3代が公卿として顔を揃えるのは珍しい。資房の『春記』は摂関(藤原頼通)の独裁や蔵人頭の軽視を憤るなど,政治,世相,人物に対する悲憤慷慨に満ちている。神経質で病弱なこともあり,自分に甘く他人に厳しい人間だったようだ。<参考文献>加納重文「藤原資房」(『古代文化』28巻3,4号),赤木志津子摂関時代の諸相』

(朧谷寿)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典内の藤原資房の言及

【春記】より

…参議兼春宮権大夫藤原資房(1007‐57)の日記。官名〈春宮権大夫〉により《春記》といい,《資房卿記》とも,家号〈小野宮〉と諱(いみな)から各1字をとって《野房記》とも称する。…

※「藤原資房」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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