蛇塚遺跡(読み)へびづかいせき

日本歴史地名大系 「蛇塚遺跡」の解説

蛇塚遺跡
へびづかいせき

[現在地名]近江八幡市上田町 蛇塚・杉ノ木

白鳥しらとり川右岸の沖積平野標高約九二―九四メートルの微高地にある。昭和五九年(一九八四)に発掘調査が実施され、弥生―室町時代の複合遺跡であることが判明。弥生時代の遺構は中期後葉のものと後期のものが認められ、前者では竪穴住居跡土壙墓などを発見。後者では竪穴住居跡・土壙・ピット群・方形周溝墓などが検出された。前者は住居域と墓域の区分が明確でないのに対し、後者は明確に区分される。もっとも前者の住居域と墓域の混在も、あるいは中期後葉における小時期差に起因する可能性も考えられよう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む