(読み)タン

普及版 字通 「蛋」の読み・字形・画数・意味


11画

(異体字)
13画

[字音] タン
[字訓] あま・たまご

[字形] 形声
字はもとに作り、(延)(えん)声、(誕)(たん)の声がある。南方の少数族で蛋家蛋戸とよばれ、舟を家とするものがある。わが国ではそのような海人を「あま」とよび、蛋の字をあてた。また卵を蛋、鶏卵鶏蛋(チータン)という。卵の黄身蛋黄白身を蛋白という。

[訓義]
1. あま、海人、南方の海洋族。
2. たまご、鳥の卵。
3. 糊塗蛋のように、下につけて人を罵る語。

[古辞書の訓]
字鏡集〕蛋 アマ

[熟語]
蛋円・蛋家・蛋戸・蛋黄蛋市蛋丁・蛋白蛋蛮
[下接語]
鶏蛋

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む