行成紙(読み)コウゼイガミ

大辞林 第三版の解説

こうぜいがみ【行成紙】

藤原行成筆の歌書の料紙をまねた紙。薄い鳥の子紙を、淡藍色・黄色などに薄く染め雲母うんもで模様を型置きしたもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

行成紙
こうぜいがみ

藤原行成(ゆきなり)(三蹟(さんせき)の一人)の筆になる歌書に用いられた紙に似せてつくった紙。薄い鳥の子紙(雁皮紙(がんぴし))を藍(あい)や黄などのさまざまな色に薄く、また美しく染色し、雲母(うんも)で細かい文様を型置きした加工和紙。この紙名は江戸時代の文献に頻出する。[町田誠之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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