術者(読み)ジュツシャ

デジタル大辞泉 「術者」の意味・読み・例文・類語

じゅつ‐しゃ【術者】

手術治療をほどこす人。また、魔術忍術占いなどを行う人。「催眠術術者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「術者」の意味・読み・例文・類語

じゅつ‐しゃ【術者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 専門的技術に長じた人。また、魔術、忍術、あるいは占卜の術を行なう者。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「くだんの術者を先に立(たて)大書院を過る時」(出典浮世草子新可笑記(1688)二)
    2. [その他の文献]〔欧陽脩‐滝岡阡表〕
  3. 手術を行なう人。施術者。
    1. [初出の実例]「術者は、知人である私の妻の身体に困難な侵襲を加え」(出典:空気頭(1967)〈藤枝静男〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「術者」の読み・字形・画数・意味

【術者】じゆつしや

術士

字通「術」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android