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被害管理 ひがいかんり Consequence Management(CM)

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知恵蔵2015の解説

被害管理

元来は事故や自然災害などによる損害が発生した際に、住民の避難、被害者への救援活動、道路や電線などのインフラ復旧など、被害の拡大を防止し、損害や損傷の手当てを行い、治安を確保し、最低限の日常生活が送れるような状態にするあらゆる方策、活動を指す。 テロ活動や大量破壊兵器(WMD)の使用とその製造、貯蔵に関した事故の発生が懸念されるようになり、大規模な破壊・殺傷を伴うテロ攻撃を受けた際のCMと、テロ攻撃を含む武力攻撃におけるWMDの使用、あるいはWMDの製造、貯蔵、運搬時の事故による被害の発生に対するCMが重視されている。後者はWMD-CMと呼ばれ、2006年2月13日に発表の米統合参謀本部による「大量破壊兵器と戦う国家戦略(NMS-CWMD)」報告において、拡散防止(nonproliferation)、拡散対抗(counter-proliferation)と共に、WMD対応戦略の3本柱の1つとされている。 米国防総省はWMD-CMの定義を、「意図的、自然発生的、あるいは事故によるWMDとその構成材料を含む事件の結果に対して、大衆の健康と安全を保護し、必要最小限の政府の機能を回復させ、影響を被った人々への緊急支援を行う活動」、またNMS-CWMDでは、「米本土及び海外におけるWMDの攻撃又はそれに関する事件によって生じた影響を緩和し、最小限の作戦上の、及び役務(サービス)機能を回復すること」としている。

(江畑謙介 拓殖大学海外事情研究所客員教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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