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裁判規範・行為規範(読み)さいばんきはんこういきはん

世界大百科事典 第2版の解説

さいばんきはんこういきはん【裁判規範・行為規範】

裁判規範とは,裁判官が紛争解決のためにしたがうべき準則である。これに対して,行為規範は一般社会における人間間の行為を規律する規範である。たとえば〈殺すなかれ〉〈盗むなかれ〉のような道徳規範や,また習俗,マナーなどは行為規範である。一般に,規範は,人に一定の行為を命令しまたは禁止すると考えられるが,裁判規範が裁判における裁判官に一定の行為の命令または禁止を指令するのに対し,行為規範は社会生活における通常人に一定の行為を命じまたは禁ずるものである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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