デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西山徳茂都」の解説 西山徳茂都 にしやま-とくもいち 1857-1898 明治時代の地歌・箏曲(そうきょく)家。安政4年9月15日生まれ。8歳で失明し,岡山の菊永検校(けんぎょう)系の演奏家に入門,のち大阪で徳永徳寿に師事。抜群の記憶力で野川流三味線の本手(ほんて)をわずか3ヵ月で習得したという。作曲に「秋の言の葉」など。明治31年11月24日死去。42歳。備前(岡山県)出身。名は徳茂一ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例