見場(読み)ミバ

精選版 日本国語大辞典 「見場」の意味・読み・例文・類語

みせ‐ば【見場】

  1. 〘 名詞 〙 芝居などで、その役者の得意の芸の見せどころ。また一般に、見るだけの値打ちのある場面。人に見せたい得意なところ。
    1. [初出の実例]「一生に又とない見せ場は思返す度に」(出典:微光(1910)〈正宗白鳥〉一一)

み‐ば【見場・見端】

  1. 〘 名詞 〙 外から見た様子外見。外観。みかけ。
    1. [初出の実例]「何にても御見はからひにて、心やすくしてみばよくかさだかなる物を、御ととのへたのみ申上る」(出典:咄本・一休関東咄(1672)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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