見て呉れ(読み)ミテクレ

デジタル大辞泉 「見て呉れ」の意味・読み・例文・類語

みて‐くれ【見て呉れ】

《「これを見てくれ」と見せびらかす意から》
みかけ。外見外観体裁。「見て呉れのいい家具」「見て呉ればかりで、中身はひどい」
他人の目につくような言動服装
「世に―をなす人、その世にはいと多かりけり」〈癇癖談
[類語]格好上面皮相上辺表面外見がいけん外見そとみ外面がいめん外面そとづら外面的平面的化けの皮表向き見掛け外観見た目見栄えなりふり体良く空空しい白白しいわざとらしい心にもない受け流す取り繕う繕う猫をかぶる見せかけ表面的薄っぺら浅薄あさはか名目的押し出し風体風采人体体裁人前世間体見場みば

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android