見て呉れ(読み)ミテクレ

デジタル大辞泉 「見て呉れ」の意味・読み・例文・類語

みて‐くれ【見て呉れ】

《「これを見てくれ」と見せびらかす意から》
みかけ。外見外観体裁。「見て呉れのいい家具」「見て呉ればかりで、中身はひどい」
他人の目につくような言動服装
「世に―をなす人、その世にはいと多かりけり」〈癇癖談
[類語]格好上面皮相上辺表面外見がいけん外見そとみ外面がいめん外面そとづら外面的平面的化けの皮表向き見掛け外観見た目見栄えなりふり体良く空空しい白白しいわざとらしい心にもない受け流す取り繕う繕う猫をかぶる見せかけ表面的薄っぺら浅薄あさはか名目的押し出し風体風采人体体裁人前世間体見場みば

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 外面

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む