…真言宗の諸経法,諸尊法,灌頂などの作法に関する研究書。著者の金胎房覚禅は,勧修寺の興然,醍醐寺の勝賢などに師事した博学多聞の僧で,絵に巧みであった。鎌倉時代の前期は,密教の行法に関する知識の集成がさかんであったが,覚禅は数十年をかけて諸師の口伝を集め,膨大な典籍を調査して100余巻の書を著した。…
※「覚禅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...