角榛(読み)ツノハシバミ

デジタル大辞泉 「角榛」の意味・読み・例文・類語

つの‐はしばみ【角×榛】

カバノキ科の落葉低木。山地に生え、葉は倒卵形。3月ごろ、穂状雄花頭状雌花とがつく。果実はふつう2個が向き合ってつき、長い角状の突起がある。ながはしばみ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「角榛」の意味・読み・例文・類語

つの‐はしばみ【角榛】

  1. 〘 名詞 〙 カバノキ科の落葉低木。各地温帯林に生える。高さ約三メートル。雌雄同株。葉は互生し、長さ約八センチメートル、倒卵形、縁に二重鋸歯があり、有柄。葉身上面の脈間、下面脈上および葉柄に毛がある。三月頃、越年生小枝に長さ約一〇センチメートルの尾状花序をなして雄花が数個つき、さらにその枝の先や別の小枝の先端部に雌花の花穂がつく。果実は先が角状にとがって曲がり、剛毛を密生した総包に包まれている。ながはしばみ。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「角榛」の解説

角榛 (ツノハシバミ)

学名Corylus sieboldiana
植物。カバノキ科の落葉低木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android