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言語社会学 げんごしゃかいがくsociolinguistics

翻訳|sociolinguistics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

言語社会学
げんごしゃかいがく
sociolinguistics

言語を,それが用いられる社会との関連からとらえ研究する,言語学の一部門。言語集団内の各階層 (社会階級,年齢,性,職業など) と,それが用いる言語との関係,集団の構造 (たとえば,身分制が固定しているか,横の人間関係が多いか縦の人間関係が多いか,成員間の交渉が多いかなど) と言語との関係などが,現在までの興味の中心を占めている。このような研究の応用として,コミュニケーションの円滑化をはかる言語工学が考えられ,また,研究の成果を言語政策に応用することも考えられる。今日では,社会言語学と呼ばれることが多い。

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デジタル大辞泉の解説

げんご‐しゃかいがく〔‐シヤクワイガク〕【言語社会学】

社会言語学

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大辞林 第三版の解説

げんごしゃかいがく【言語社会学】

言語を、特にその用いられる社会集団との関連において研究する学問。社会と言語との関連性、言語伝達の効果性、共通語の普及と方言の問題などを取り扱う。 → 社会言語学

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世界大百科事典内の言語社会学の言及

【言語学】より


【境界領域】
 以上述べたものは,主として言語そのものを研究する分野であるが,言語が人間および人間社会のその他の事象と無関係に存在するものではないことから,言語とその他の事象との関係を研究する分野が必要になる。言語と心理との関係,発話行動における心理などを考える〈言語心理学〉,幼児の言語習得過程を研究し,母語教育に役立てようとする〈幼児言語学〉(〈幼児語〉の項を参照)または〈発達言語学〉,言語障害を研究する〈言語障害学〉,母語や外国語の教育方法を研究する〈言語教育学〉(〈言語教育〉の項を参照),などがあり,また,〈言語社会学〉または〈社会言語学〉と呼ばれる分野は,言語の側の差異と人間集団の差異(階層のちがいとか出身地のちがいとか)の関係を多方面にわたって研究し,〈言語人類学〉は,言語の諸事象と文化人類学的諸事象の間の関係を調査・研究する。〈言語社会学〉には,言語政策などを扱う分野(〈言語工学〉とも呼ばれる)もはいり,また,複数の言語が話される国などの問題を扱う言語教育学的研究も含まれる。…

※「言語社会学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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