日本歴史地名大系 「豊平区」の解説 豊平区とよひらく 北海道:札幌市豊平区面積:四六・三五平方キロ昭和四七年(一九七二)四月、札幌市の政令指定都市移行により設置され、平成九年(一九九七)に東部が清田区として分区された。札幌市の南東部に位置する。区の西端を豊平川が南西から北東へと流れ、精進(しようじん)川・望月寒(もつきさむ)川・月寒(つきさむ)川などの小河川が北流し、北は白石区、東は清田区、南から南西は南区、西は豊平川を挟み中央区に接する。南部は山林地帯、北部は平野地、東部はなだらかな月寒丘陵地で、南東部の羊ヶ丘(ひつじがおか)は広大な北海道農業研究センター用地、南部の西岡(にしおか)地区は陸上自衛隊西岡演習場となっている。北部を地下鉄東豊線、国道三六号が走り、南北に国道四五三号、地下鉄南北線が通っている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「豊平区」の意味・わかりやすい解説 豊平〔区〕とよひら 北海道中西部,札幌市南東部を占める行政地区名。 1972年区制。 97年東部を清田区として分区。国道 36号線沿いに食品,金属加工などの工業が発達。北海学園大学,札幌大学など各種の教育施設もある。農林水産省北海道農業試験場は場内を一部開放しており,札幌市街が一望できる羊ヶ丘展望台がある。面積 46.23km2。人口 22万5298(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報