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負性抵抗 ふせいていこう negative resistance

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

負性抵抗
ふせいていこう
negative resistance

機械的または電気的抵抗が負の値をとる場合をいう。通常の正の抵抗はエネルギーを消散する。たとえば,水平な雪の上を滑るスキーは雪との摩擦抵抗のために運動エネルギーが次第に失われて静止する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふせいていこう【負性抵抗 negative resistance】

電子回路に用いられるふつうの抵抗は,それを流れる電流が増加すると,抵抗間に現れる電圧はそれに比例して増大する。それに対し,電流‐電圧特性のある区間で電流を増加させたとき電圧が減少する現象を示すもの(電流制御型),あるいは電圧を増加させたとき電流が減少する現象を示すもの(電圧制御型)がある(図)。このような現象を負性抵抗といい,負性抵抗を示す素子を負性抵抗素子という。前者の型を示すものには,PNPNダイオードが,後者の型を示すものには,トンネルダイオードやガンダイオードなどがある。

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世界大百科事典内の負性抵抗の言及

【自励振動】より

…したがって,この中間に安定なリミットサイクルが存在することになる。 このような負の係数をつくるものは一般に負性抵抗と呼ばれる。自励振動が発生するためには上の例のように負性抵抗的要素によってエネルギーが系に入ることが必要であるが,機械系では摩擦抵抗など,電気系では半導体素子など,また化学系では自己触媒型反応などによって実現されている場合が多い。…

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