赤草(読み)あかくさ

精選版 日本国語大辞典 「赤草」の意味・読み・例文・類語

あか‐くさ【赤草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物にしきそう(錦草)」の異名。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「赤草 水草也」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)
  3. 植物「いぬたで(犬蓼)」の異名。〔語彙(1871‐84)〕
  4. 植物「ほうきぎ(箒木)」の異名。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
  5. 植物「やまほおずき(山酸漿)」の異名。
    1. [初出の実例]「赤草一名山酸漿(やまほほつき)高七八寸許一茎一葉如槖吾而薄小」(出典:俳諧・年浪草(1783)夏)
  6. 植物「あかぢしゃ(赤萵苣)」の異名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「赤草」の解説

赤草 (アカクサ)

植物。タデ科一年草,園芸植物,薬用植物イヌタデ別称

赤草 (アカクサ)

植物。トウダイグサ科の一年草。ニシキソウの別称

赤草 (アカクサ)

植物。不断草変種。アカジシャの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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