コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

赤血病 せっけつびょう erythremia

2件 の用語解説(赤血病の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

赤血病
せっけつびょう
erythremia

真性赤血球増加症,あるいは赤血病性脊髄症ともいう。血液中の赤血球数が異常に増加する疾患で,白血病に対応して,赤血球系細胞の白血病性変化に対してつけられた病名であるが,多くは赤血球系だけではなく,白血球血小板系の細胞にも変化があるため,現在では,赤白血病という病名が広く用いられている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

赤血病
せっけつびょう

赤血球と、赤血球を産生する幼若細胞(赤芽球)が、びまん性に無制限に増加するもので、その性格は癌(がん)と同じである。白血病と同様に慢性、急性に分けられ、赤血球が増加するものは慢性赤血病であり、これは真性多血症と同じものである。これに対して骨髄の中で赤芽球が増殖するのは急性赤血病であり、1923年にイタリアのディ・ググリエルモDi Guglielmoが最初に報告したので、ディ・ググリエルモ症候群とよばれることがある。慢性赤血病は、赤血球が著増するとともに白血球、血小板の増加も随伴し、脾臓(ひぞう)が腫(は)れ、高血圧、血栓症、痛風などを合併する。急性赤血病は、貧血、白血球減少、血小板減少とともに病的赤芽球が著増して全身に浸潤する。しばしば白血病に移行したり共存したりするため、赤白血病ともよばれる。慢性赤血病にはブスルファンその他のアルキル化剤(制癌剤の一種)が用いられ、長期生存が可能である。急性型は難治性である。[伊藤健次郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

赤血病の関連キーワード赤血球増加症赤血球形成赤血球増多大赤血球多赤血球症網状赤血球増加網状赤血球増加症網赤血球増加網赤血球増加症有棘赤血球

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone