赤鱏(読み)アカエイ

デジタル大辞泉 「赤鱏」の意味・読み・例文・類語

あか‐えい〔‐えひ〕【赤×鱏】

エイ目アカエイ科海水魚全長約1メートル。体形は扁平なひし形で、背面灰褐色。尾に有毒のとげをもつ。函館以南の沿岸海底にすむ。卵胎生夏季に美味。 夏》
[類語]エイイトマキエイオニイトマキマンタ

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精選版 日本国語大辞典 「赤鱏」の意味・読み・例文・類語

あか‐えい‥えひ【赤&JISEFD0;・赤海鷂魚】

  1. 〘 名詞 〙 アカエイ科の海魚。全長一メートルに達する。体は平たく菱形(ひしがた)で、細長い尾がある。背面は緑褐色、腹面は縁辺部が黄色で、中央部が淡黄色。尾の中央部に有毒の鋭いとげがあり、刺されるとひどく痛む。日本では本州中部以南の沿岸から内湾分布。卵胎生で六~八月ごろ幼魚を産む。エイ類中最も美味で、特に夏がよい。《 季語・夏 》〔物類称呼(1775)〕

あか‐え【赤&JISEFD0;】

  1. 〘 名詞 〙あかえい」の変化した語。関西では「え」とばかりもいう。
    1. [初出の実例]「赤えといふ物、いづれも片面はくちば色したり」(出典:随筆・年々随筆(1801‐05)三)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「赤鱏」の解説

赤鱏 (アカエイ)

学名Dasyatis akajei
動物。アカエイ科の海水魚

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