コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

赤鶴 しゃくつる

3件 の用語解説(赤鶴の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

赤鶴【しゃくつる】

能面作者。一透斎,一刀斎とも。越前大野の人で,13世紀末に活躍したと伝えられる。十作(じっさく)の一人で,特に鬼面を得意とした。伝承作品に激しい動きのある能面が多数ある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

赤鶴 しゃくづる

?-? 南北朝時代の能面師。
「仮面十作」のひとり世阿弥(ぜあみ)の「申楽(さるがく)談儀」によれば,近江(おうみ)(滋賀県)の人で,鬼面を得意とし,観世家につたわる大小の癋見(べしみ)などの作者という。名は吉成。別号に一透(刀)斎。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

しゃくつる【赤鶴】

中世の能面作家。生没年不詳。名は吉成,一透(刀)斎と号した。世阿弥の《申楽談儀》によると,近江在住の作家で,鬼系の作面を得意としたようで,その活躍期は南北朝時代と考えられる。後世の伝書類は十作の一人に数え,能楽諸家の所持面中,おもな鬼面はほとんど彼の作にあてられている。そのため真作を同定することは困難で,むしろ行道面中の各種鬼面から能面の鬼系の諸タイプが成立してくる過程で,最も名をのこした作家と考えるべきであろう。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

赤鶴の関連キーワード日観捜神記智永目連劉徽雪村石王兵衛中村保雄

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

赤鶴の関連情報