足切(読み)あぎれ

精選版 日本国語大辞典の解説

あ‐ぎれ【足切】

〘名〙 足の指の切り傷。〔俚言集覧(1797頃)〕

あし‐きり【足切】

〘名〙
① 遊戯の名。ふたりの足切り役が、長さ二メートルほどの棒または綱の端をひざの高さに持ち、他の大ぜいの者の一列縦隊に並んだ前から後に向かって走り、列中の者の足をうつ。列の者は足をうたれないようにとびあがってこれを避け、もしうたれた場合には、その者が代わって足切り役となる。
② 選抜試験で受験者の数が多すぎる時などに、本試験の前に比較的簡単な試験をして成績が一定の水準に達しない者をふるい落とすこと。予備選抜。
③ (剕・刖) 中国の五刑の一つ。足の膝蓋骨(しつがいこつ)を切り去る刑罰。

あし‐ぎれ【足切】

〘名〙 (「てぎれ(手切)」と対(つい)にして用い) 縁を切ること。また、そのために出す手切れ金。手切れ足切れ。
人情本・春色連理の梅(1852‐58)四「併し斯様(かう)言ったら、定めし手切れ足切れと言ふだらうが、其処も承知だから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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