躍り上る(読み)オドリアガル

デジタル大辞泉 「躍り上る」の意味・読み・例文・類語

おどり‐あが・る〔をどり‐〕【躍り上(が)る】

[動ラ五(四)]
喜びや驚きなどで、その場で飛び上がる。「―・って喜ぶ」
高い所へ勢いよく飛び上がる。「壇上へ―・る」「イルカ水中から―・る」
[類語]躍る飛び上がる跳ね上がる小躍りする飛び跳ねる舞い上がる跳ね上げる飛ぶ跳ねるジャンプ跳ね返る跳ね返す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「躍り上る」の意味・読み・例文・類語

おどり‐あが・るをどり‥【躍上】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 勢いよくはねあがる。驚き、怒り、喜びなどのためにとびあがる。
    1. [初出の実例]「大枝を超て走超て躍止利加理(をドリあガリ)超て」(出典日本三代実録‐清和即位前(858))
  3. 勢いよく物の上にとびあがる。⇔躍りおりる。
    1. [初出の実例]「れんしゃくつかんで、しらすになげ、そのみは、ひろゑんにおとりあかり」(出典:説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)五)

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