跳ね上る(読み)ハネアガル

デジタル大辞泉 「跳ね上る」の意味・読み・例文・類語

はね‐あが・る【跳ね上(が)る】

[動ラ五(四)]
はねて上方へ上がる。「泥水が―・る」
値段相場などが急に上がる。「株価が―・る」
先走ってかってなことをする。「―・った行為
[類語](1躍る躍り上がる飛び上がる小躍りする飛び跳ねる舞い上がる跳ね上げる飛ぶ跳ねるジャンプ跳ね返る跳ね返す/(2急騰暴騰

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精選版 日本国語大辞典 「跳ね上る」の意味・読み・例文・類語

はね‐あが・る【跳上】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 飛び上がる。踊り上がる。また、細長いものの一方の端がもち上がる。
    1. [初出の実例]「もののかたはしのちむとはねあがる」(出典:名語記(1275)三)
    2. 「跳上(ハネアガ)る飛沫(しぶき)の烈しさに」(出典濹東綺譚(1937)〈永井荷風〉三)
  3. 値段・収入予算などの金額やその他の数値が、急激に上がる。
    1. [初出の実例]「福江側の収入は〈略〉さらにはねあがったのである」(出典:ノリソダ騒動記(1952‐53)〈杉浦明平〉九)
  4. そそっかしく軽はずみな言動をする。先ばしったり勝手なことをする。でしゃばる。

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