躍り込む(読み)オドリコム

デジタル大辞泉 「躍り込む」の意味・読み・例文・類語

おどり‐こ・む〔をどり‐〕【躍り込む】

[動マ五(四)]
勢いよく飛び込む。「敵陣に―・む」
強盗に入る。
屋根から―・む衆ぢゃないか」〈滑・膝栗毛・七〉
[類語]駆け込む飛び込む転がり込む滑り込む突っ込む逃げ込む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「躍り込む」の意味・読み・例文・類語

おどり‐こ・むをどり‥【躍込】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. とび上がるようにして、勢いよく中へはいる。おどりいる。とびこむ。
    1. [初出の実例]「飛だりはねたりの元気者〈略〉、いざこざのなかへ踊(ヲドリ)こむ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)
  3. 強盗にはいる。
    1. [初出の実例]「堅田の落鴈屋に嫁入があって、しっかりと土産。躍りこむ相談に暮方から金蔵へ寄合ひます」(出典:浄瑠璃・釜淵双級巴(1737)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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