デジタル大辞泉
                            「転がり込む」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    ころがり‐こ・む【転込】
        
              
                        - 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
 - ① ころがってはいってくる。ころがりながらはいりこむ。また、倒れてはいってくる。ころげこむ。
- [初出の実例]「敲(たた)き返された弾丸は三度に一度必ず臥龍窟邸内へころがり込む」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉八)
 
 - ② あわてふためいてはいりこむ。ころげこむ。
- [初出の実例]「息が喘ぎ、肢は空しく空転して、あせるほどもつれた。蕗は部屋へ転がりこんだ」(出典:湯葉(1960)〈芝木好子〉)
 
 - ③ 生活に困ったりして、他の家にはいり世話になる。他人の厄介になるためにはいりこむ。ころげこむ。
- [初出の実例]「私は単衣(ひとへ)物一枚で貴方の所へ転がり込んで」(出典:落語・お若伊之助(1897)〈三代目春風亭柳枝〉)
 
 - ④ 予期していなかった物事、特に大金などが急に手にはいる。思いがけなく手にはいる。ころげこむ。
- [初出の実例]「大黒屋ってものの話が急にそこへころがりこんで来た」(出典:ゆく年(1928‐29)〈久保田万太郎〉一)
 
 
                                                          
     
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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