突っ込む(読み)ツッコム

デジタル大辞泉 「突っ込む」の意味・読み・例文・類語

つっ‐こ・む【突っ込む】

[動マ五(四)]《「つきこむ」の音変化》
勢いよく中へ入る。突入する。また、勢いよく入れる。「走者本塁に―・む」「バケツに手を―・む」

内面にまで深く入り込む。「労使の―・んだ話し合い」
㋑相手の弱みなどを鋭く追及する。「あいまいな説明をして野党に―・まれる」
漫才で、話題を切り出して相方応答を促す。「打ち合わせどおりに―・む」→突っ込み3
強くさし込む。突き入れる。「端子プラグを―・む」「泥田に足を―・む」
無造作に入れる。「汚れ物を押し入れに―・む」「ポケットに手を―・む」
深く関係をもつ。「社内人事に首を―・む」
全部のものを一緒に含めて考える。「中古品新品も―・んで値をつける」
[類語]駆け込む飛び込む転がり込む滑り込む躍り込む逃げ込む押し込む詰める詰め込む押し込める閉じ込める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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