駆込む(読み)カケコム

デジタル大辞泉 「駆込む」の意味・読み・例文・類語

かけ‐こ・む【駆(け)込む/×駈け込む】

[動マ五(四)]
1 走って中に入る。「軒先に―・む」「慌てて終電に―・んだ」
2 助けを求めて急いで相談に行く。「風邪が悪化して病院に―・む」「振り込め詐欺にあって警察に―・む」
3 押しかける。
「役者のうちへ美しき娘などの―・むを」〈黄・艶気樺焼〉
4 駆け込み訴えをする。
「某それがしが邸やしきへ―・み、頼むと申すにより」〈伎・壬生大念仏〉
[類語]飛び込む・転がり込む・滑り込む・突っ込む・躍り込む・逃げ込む・立ち入る・踏み込む・乗り込む・押し入る・走り込む・押し込む・繰り込む・上がり込む・舞い込む・足を踏み入れる・侵入・乱入・侵す・侵害・侵略・進入・入り込む・潜り込む・忍び込む・忍び入る・紛れ込む・割り込む・分け入る・潜入・浸入・闖入ちんにゅう・流入・深入り・侵寇・侵犯・突入・侵攻・切り込む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駆込む」の意味・読み・例文・類語

かけ‐こ・む【駆込・駈込】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. ① 走って中にはいりこむ。走りながらはいってくる。
    1. [初出の実例]「二三百のわかねずみ、きもをつぶし、にげふためきて、ぢごくおとしに、かけこみて」(出典:御伽草子・隠れ里(室町時代物語集所収)(江戸初))
  3. ② 駆け込み訴えをする。
    1. [初出の実例]「政宗もの羽忠三へかけこみ、政宗別心之由かたく申候」(出典:伊達家文書‐天正一八年(1590)一二月二六日・和久宗是書状)
  4. ③ 許可もなく先方の所へ行く。押しかける。のりこむ。
    1. [初出の実例]「役者のうちへ美しき娘などのかけこむを」(出典:黄表紙・江戸生艷気樺焼(1785)上)

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