( 1 )「いく」は「的(まと)」を意味する上代語の「いくは」、また「射る」意の「いくふ」と関係があるか。接頭語の「いく(生)」との説もある。「さ」は「箭(や)」の意の「さ」とも、接尾語の「さ」とも考えられる。
( 2 )③の意が資料に現われるのは中古になってからであるが、この意味で多く用いられるようになるのは中世以降である。特に、「平家物語」「保元物語」など軍記物語にはこの意で用いられているものが多い。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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