デジタル大辞泉 「農業学校」の意味・読み・例文・類語 のうぎょう‐がっこう〔ノウゲフガクカウ〕【農業学校】 旧制の実業学校の一。農業に関する中等程度の教育を施した。農学校。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「農業学校」の意味・読み・例文・類語 のうぎょう‐がっこうノウゲフガクカウ【農業学校】 〘 名詞 〙① 農業の知識・技術の教育を専門的に教授する学校。農学校。[初出の実例]「農業学校は、独逸に於て百八十四あり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉五)② 旧学制下の実業教育機関の一つ。現学制の農業高等学校に相当する。農学校。〔実業学校令(明治三二年)(1899)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「農業学校」の意味・わかりやすい解説 農業学校のうぎょうがっこうagricultural school 農業に関する知識,技術を授ける学校。日本では明治初期から欧米農法を導入するために札幌農学校や駒場農学校などが設置され,各府県立の農業学校も設けられた。その制度も次第に整備され,1883年農学校通則が公布され,94年には簡易農学校規程,99年には実業学校令に基づいて農業学校規程が制定された。さらに専門学校程度の高等農林学校や農業大学も明治末期から大正,昭和期にかけて設立された。これらの農業関係の諸学校は,第2次世界大戦後の学制改革により,高等学校の農業関係の学科あるいは大学の農学部などに転換された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by