デジタル大辞泉
「通音」の意味・読み・例文・類語
つう‐おん【通音】
1 手紙のやりとりをすること。つういん。
2 江戸時代の学説で、五十音図のうち、同じ行の音が相通じることをいう。「さねかづら」を「さなかづら」、「うつせみ」を「うつそみ」というなど。なお、通韻を含めていう場合もある。→通韻
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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つう‐いん【通音】
- 〘 名詞 〙
- ① =つうおん(通音)①〔文明本節用集(室町中)〕
- ② 五十音図の同じ行の音が通じて用いられること。
- [初出の実例]「産子(おほこ)はうふこなりアイウエヲハヒフヘホの通音(ツウイン)ゆへに世挙ておほこといふ」(出典:談義本・迷処邪正案内(1756)一)
- ③ 意味は異なるが音は同じであること。
- [初出の実例]「まいらする鯉通音よさとれ君」(出典:俳諧・へらず口(不角撰)(1694))
- ④ ⇒つうおん(通音)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「通音」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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