デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道忠」の解説 道忠(1) どうちゅう ?-? 奈良-平安時代前期の僧。律宗。鑑真(がんじん)に師事して持戒第一の弟子と称される。東国をめぐって民衆の教化にあたり,武蔵(むさし)比企郡(埼玉県)の慈光寺などを創建。延暦(えんりゃく)16年(797)最澄(さいちょう)の要請をうけ一切経五千余巻のうち二千余巻を書写。弟子に円澄,広智などがいる。 道忠(2) どうちゅう ?-1281 鎌倉時代の僧。倶舎(くしゃ),天台を聡恵(そうえ)に,法相(ほっそう)を蓮乗(れんじょう)にまなぶ。のち良忠に師事して浄土宗をおさめた。弘安(こうあん)4年1月29日死去。号は乗円房。著作に「釈浄土群疑論探要記」。 道忠(3) どうちゅう ⇒無著道忠(むじゃく-どうちゅう) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by