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遠野物語 トオノモノガタリ

4件 の用語解説(遠野物語の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

とおのものがたり〔とほのものがたり〕【遠野物語】

民間伝承の記録書。柳田国男著。明治43年(1910)刊。岩手県遠野郷に伝わる説話・民間信仰年中行事などについての佐々木喜善の話を書きつづったもの。

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百科事典マイペディアの解説

遠野物語【とおのものがたり】

柳田(やなぎた)国男の著書。1910年刊。現在の岩手県遠野市民間伝承を土地出身の佐々木喜善(きぜん)から聞書きし,神,妖怪,年中行事,家の話などに整理配列したもの。
→関連項目遠野[市]早池峰山

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大辞林 第三版の解説

とおのものがたり【遠野物語】

口頭伝承を文語体で記した著作。柳田国男著。1910年(明治43)刊。岩手県遠野市に伝わる昔話・習俗、また世間話などを同地の人佐々木喜善(鏡石)から聞き、まとめたもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

遠野物語
とおのものがたり

柳田国男(やなぎたくにお)の著書。1909年(明治42)に、柳田国男が、遠野の住人であった佐々木喜善(きぜん)から聞いた話をまとめ、翌10年6月に公刊した書物で、日本民俗学史上、『後狩詞記(のちのかりことばのき)』『石神問答』と並ぶ古典とされている。現在の岩手県遠野市に伝わる昔話、伝説、世間話を集めた豊富な内容は、江戸時代から明治を経た山間部に住む人々の日常生活を具体的に物語っている。柳田は『遠野物語』について「此(この)書を外国に在(あ)る人々に呈す」「之(これ)を語りて平地人を戦慄(せんりつ)せしめよ」と冒頭で記しており、日本文化のなかにおける山人の存在や、山と平地の文化交流を軸にして、民俗文化を把握しようと考えていた。公刊当時の反響は弱かったが、現在では幅広い読者層を得て読まれている。[宮田 登]
『『遠野物語』(角川文庫)』

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