デジタル大辞泉 「郁」の意味・読み・例文・類語 いく【郁】[漢字項目] [人名用漢字] [音]イク(呉)(漢)1 香りがいい。かぐわしい。「馥郁ふくいく」2 文化が盛んなさま。「郁郁」[名のり]あや・か・かおる・たかし・ふみ[難読]郁子むべ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「郁」の読み・字形・画数・意味 郁人名用漢字 9画 [字音] イク(ヰク)[字訓] うつくしい[説文解字] [字形] 形声声符は(有)(ゆう)。もと地名。〔説文〕六下に「右扶風、郁夷なり」という。(いく)・(いく)と通用し、その義に用いる。[訓義]1. うつくしい、あや。2. さかん、かぐわしい。3. あたたかい。以上すべて通用の義。4. 地名。[古辞書の訓]〔名義抄〕郁 サカ(リ)ナリ・アキラ(カ)ナリ・タスク/郁々 マダラカナリ/郁子 ムベ[語系]郁・・iukは同声。・鬱iut、iun、(苑)iuanと声近く、茂盛・あたたかの意がある。[熟語]郁靄▶・郁夷▶・郁▶・郁郁▶・郁然▶・郁馥▶・郁氛▶・郁文▶・郁穆▶・郁烈▶[下接語]鬱郁・淑郁・郁・馥郁・郁・紛郁・芳郁 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報