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郷兵 きょうへいXiang-bing; Hsiang-ping

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

郷兵
きょうへい
Xiang-bing; Hsiang-ping

中国で,土着の者から選抜して郷土の防備にあたらせた民制度。北宋代は,契丹西夏の侵入がしきりであったから,北方の辺境地帯に郷兵が盛んで,河北山西の強壮,陝西の保毅の名が有名であった。蕃族も正規軍より郷兵を恐れていたという。仁宗朝の規定では,20歳で兵籍に入れ,60歳で免除し,1年のうち一定期間訓練することになっていた。平時は農耕に従事するので費用はあまりかからず効果が大きかったので,国防上非常に重要視された。明,清でも行われた。

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デジタル大辞泉の解説

きょう‐へい〔キヤウ‐〕【郷兵】

その土地民間人を集め、訓練して守備兵としたもの。

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大辞林 第三版の解説

きょうへい【郷兵】

その土地の民間人を集めて訓練し、その地を防衛する兵としたもの。

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世界大百科事典内の郷兵の言及

【郷勇】より

…中国,清代に兵乱の際,臨時に徴募された非正規の地方軍隊である。郷兵,練勇ともいう。郷はその局地的性格,勇は義勇兵を意味するが,実態は一種の傭兵であって郷村自衛の団練と区別される。…

※「郷兵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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