20世紀日本人名事典 「酒井真右」の解説 酒井 真右サカイ マサウ 昭和期の詩人,小説家 生年大正7(1918)年11月18日 没年平成1(1989)年3月6日 出生地埼玉県 学歴〔年〕宮城師範(現・宮城教育大学)初等科〔昭和17年〕卒 経歴昭和12年志願して満洲で飛行第16連隊に入隊。15年除隊。戦前から組織活動をし、16年仙台憲兵隊に治安維持法違反容疑で検挙される。戦後は、教師生活を送るが、24年にレッドパージにあい、内灘・砂川などの基地反対闘争や地域文化サークル誌運動などに打ち込む。文筆活動も始め、33年共産党を脱党してからは小説、詩作に専念する。詩集に「日本部落冬物語」「十年」、小説に「寒冷前線」「高崎五万石騒動」、一茶を書いた「百舌ばっつけの青春」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒井真右」の解説 酒井真右 さかい-まさう 1918-1989 昭和時代後期の詩人,小説家。大正7年11月18日生まれ。教員をつとめ,戦後,共産党で活動。昭和24年レッドパージで教職を追われる。のち反基地闘争,文学サークル運動などにしたがった。33年脱党後は著作活動に専念。作品に小説「寒冷前線」,詩集「日本部落冬物語」など。平成元年3月6日死去。70歳。埼玉県出身。宮城師範(現宮城教育大)卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by