酒楼(読み)しゅろう

旺文社世界史事典 三訂版の解説

酒楼
しゅろう

中国のから明代以降の都市で発達した居酒屋料理屋。酒家,酒亭などともいう
唐代の長安にみられたが,宋代以降は地方諸都市にも広がり,庶民も出入りできるようになっていった。開封杭州のものは有名で,昼間から夜にかけて営業が行われた。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しゅ‐ろう【酒楼】

〘名〙 酒を出す料理屋。料理茶屋。
※梅渓稿(1521‐28頃)深巷杏花「深人春意閙、売花声過酒楼東」
※滑稽本・古朽木(1780)一「斎日の閻魔参に、酒楼へ上って喫して帰らう」 〔岑参‐送郭入雑言詩〕

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世界大百科事典内の酒楼の言及

【居酒屋】より

…居酒屋の語が見られるようになるのは江戸時代後期になってからであるが,このころにはいたるところにあったようで,大坂では橋の上にまで居酒屋が店を出していたという。【鈴木 晋一】
[中国]
 中国では酒店,酒家,酒壚(しゆろ),酒肆,酒亭,酒楼あるいは旗亭などとよばれ,戦国時代以来存在したが,よく知られているのは唐都長安の酒肆である。李白の詩に〈笑って入る,胡姫酒肆の中〉とうたわれ,韋応物の詩にも〈長安の街に豪勢な飲屋ができた。…

※「酒楼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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