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重力測量 じゅうりょくそくりょうgravity survey

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

重力測量
じゅうりょくそくりょう
gravity survey

地球上の地点ごとの重力の大きさを重力計を用いて求める測量。重力は高さによって変化するので,測定する点は水準点か,または正確な高さを水準測量で決定する必要がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

重力測量
じゅうりょくそくりょう
gravity survey

地球上の各地点での重力を測る測量。同一の振り子を各地で振らせ、その周期の差を精密に測る振り子式重力計による方法、おもりをつけたばねの伸縮を各地で精密に測るばね式重力計を用いる方法、真空中の物体の落下速度を精密に測る落下法などがある。測量された値に対しては、観測点が海面すなわち等ポテンシャル面上にない場合はそれを海面上の値に補正するためのフリーエア補正、またそのとき海面までの間の山地などの物質による重力値の補正をするブーゲー補正を行わねばならない。重力測量の結果はジオイドの形状を決定するのに用いられ、人工衛星や大陸間ロケットの軌道を精密に定めるのに役だつ。また石油その他の地下資源の探査や、物体の重さを測定する秤(はかり)の校正にも用いられる。日本には基準重力点約40点、一等重力点約180点が設置されている(2016年時点)。[尾崎幸男・辻 宏道]

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