旺文社世界史事典 三訂版 「金 玉均」の解説
金 玉均
きんぎょくきん
李氏朝鮮末期の政治家
壬午 (じんご) 軍乱(1882)ののち,日本の改革にならう開化派(独立党)として,皇后の閔妃 (びんひ) を中心とする保守派(事大党)と対立した。1884年,日本の武力をかりて甲申 (こうしん) 政変を起こしたが,失敗して日本に亡命。後藤象二郎・福沢諭吉らの援助で再挙をはかったが,1894年政敵の刺客により上海で暗殺された。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報