朝鮮の開化派によるクーデタ。壬午(じんご)事変以後,清国を頼る閔妃(びんひ)一派の守旧派(事大党)政権に対し,改革をはかる金玉均(きんぎょくきん)・朴泳孝(ぼくえいこう)ら開化派(独立党)は,1884年(甲申の年)清仏戦争における清軍敗戦の報に接し,竹添進一郎日本公使の支援を求めて,武力改革実行を計画。12月4日,漢城(現,ソウル)の郵政局開設の祝宴中に決起,守旧派の要人を殺害し,翌日には開化派政権の政綱を発表。竹添公使も日本軍守備兵とともに王宮に入ったが,優勢な清国軍に敗れ,公使館は炎上,仁川(じんせん)領事館に退去した。新政権は樹立後3日で倒れ,開化派の洪英植(こうえいしょく)らは殺害され,金・朴らは日本へ亡命。井上馨(かおる)外務卿は事件後の善後処理交渉で竹添の責任問題を避け,漢城条約で決着。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新