鉄道局(読み)てつどうきょく

精選版 日本国語大辞典 「鉄道局」の意味・読み・例文・類語

てつどう‐きょくテツダウ‥【鉄道局】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 明治一〇年(一八七七)一月一六日、工部省に置かれた一局。鉄道に関するいっさいの事務を管理した。同一八年一二月二二日、工部省が廃止されるとともに内閣に置かれ、同二三年九月鉄道庁と改称
  3. 明治二六年(一八九三)より同四〇年まで逓信省に設けられた一局。鉄道の敷設保守運輸をつかさどり、私営鉄道の免許や鉄道補助金に関する事務も行なった。
  4. 大正九年(一九二〇)から昭和二四年(一九四九)まで、鉄道省およびその後身である運輸通信省に設けられていた地方機関。東京・名古屋・大阪・門司仙台札幌新潟・広島・高松に置かれた。日本国有鉄道法の施行とともに廃止され、鉄道管理局となる。
  5. 国土交通省の内局の一つ。鉄道・軌道整備、事業の管理などを行なう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android