鉾持神社(読み)ほこじじんじや

日本歴史地名大系 「鉾持神社」の解説

鉾持神社
ほこじじんじや

[現在地名]高遠町大字西高遠 鉾持

権現ごんげん山の山麓の高台にあり、街道の宮本みやもとから本殿まで老杉の並ぶ参道は三〇〇余段の石段からなり、高遠城下を一望におさめる。祭神伊豆権現箱根権現・三島明神の三神。社伝によると、文治元年(一一八五)に東高遠の若宮社を勧請のため社地を掘りならしたところ、鉾を発掘したことによって鉾持社とあがめ奉ったという。

山室やまむろ遠照おんしよう寺釈迦堂の文亀二年(一五〇二)造立の多宝塔の心柱に「于時大工鉾持住人池上左衛門大夫政清生年七十六才」ほか子息四名の墨書名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「鉾持神社」の解説

鉾持神社

(長野県伊那市)
信州の神社百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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