銀台(読み)ギンダイ

デジタル大辞泉 「銀台」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐だい【銀台】

細工物で、銀を地金とすること。また、そのもの。「銀台の帯留め」
銀で飾った高楼。美しい高楼。
香をたいた後、銀葉ぎんよう2をのせておく台。

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精選版 日本国語大辞典 「銀台」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐だい【銀台】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 銀で飾った台閣。また、美しい高楼。〔後漢書‐張衡
  3. 細工などで、銀を地金とすること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「大しまだ、まへざし壱本さし、うしろに銀だいに金めっき、さんごじゅのさし込」(出典:洒落本・婦身嘘(1820)鎌倉和倉下伊蔵茂屋の楼上)
  4. 香をたいた後、銀葉(ぎんよう)をのせて置く台。〔随筆貞丈雑記(1784頃)〕
  5. 植物「すいせん(水仙)」の異名。〔俳諧・誹諧通俗志(1716)〕

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普及版 字通 「銀台」の読み・字形・画数・意味

【銀台】ぎんだい

仙人の居る所。また、宮門の名。また、美しいうてな。唐・盧照鄰〔長安古意〕詩 戲蝶、千門の側(かたは)ら 碧樹銀臺、種の色

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