錬金術師(読み)れんきんじゅつし(英語表記)The Alchemist

日本大百科全書(ニッポニカ)「錬金術師」の解説

錬金術師
れんきんじゅつし
The Alchemist

イギリスの劇作家B・ジョンソンの喜劇。1610年初演。疫病を避けてロンドンを離れた主人の留守に、召使いのフェイスがいかさま錬金術師サトルとその女を邸(やしき)に引き込み、術にあやかって金もうけをしようと集まってくるさまざまな連中を手玉にとる。そのさなかに突然主人が帰ってくるので、召使いはサトルを追い出し、かもから巻き上げた金品を主人に差し出して、許してもらう。

[柴田稔彦]

『大場建治訳『錬金術師』(1975・南雲堂)』

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デジタル大辞泉「錬金術師」の解説

れんきんじゅつし【錬金術師】[戯曲]

《原題The Alchemistジョンソン戯曲。1610年初演。ロンドン舞台とする風刺喜劇。

れんきんじゅつ‐し【錬金術師/錬金術士】

錬金術1について研究する人。
錬金術を使って金銀を作ることができるという人。
莫大な金銭を稼ぎ出す人。また、世間の常識を越えた、非常に貴重なものを作り出す人。その方法を知っている人。「今の技術ではできないとされることを実現した―」
[補説]作品名別項。→錬金術師

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世界大百科事典内の錬金術師の言及

【化学】より

…chēmeiaはアラビア語ではal‐kīmiyā’(alはアラビア語の定冠詞)となるが,この語は後にヨーロッパに受け継がれ,英語ではalchemy(錬金術と訳されることが多い。これに従事する人はalchemist錬金術師という)と呼ばれるようになった。アラビアにおける錬金術は,ハールーン・アッラシード(在位786‐809)の治下の時代に生きたゲーベル(ジャービル・ブン・ハイヤーン)においてその頂点を極めた。…

※「錬金術師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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