鐘声(読み)ショウセイ

精選版 日本国語大辞典 「鐘声」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せい【鐘声】

  1. 〘 名詞 〙 かねの鳴り響く音。かねのこえ。かねのね。
    1. [初出の実例]「梵語翻経閣、鐘声聴香台」(出典文華秀麗集(818)中・答澄公奉献詩〈嵯峨天皇〉)
    2. 「夜半の鐘声(ショウセイ)とほく引きて、残るものは片々の金光一輪の月」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉一〇)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公四年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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