長崎長なす(読み)ながさきながなす

事典 日本の地域ブランド・名産品 「長崎長なす」の解説

長崎長なす[果菜類]
ながさきながなす

九州・沖縄地方、長崎県地域ブランド
主に長崎市で生産されている。明治時代から大正時代初期に長崎市三川町で栽培していたものから選抜されて、広まった。大長なすの一種。濃い黒紫色光沢がある。やわらかく加熱調理に向き、焼きなす・田楽煮物などに利用される。6月から10月にかけて出荷

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「長崎長なす」の解説

長崎長なす

長崎県長崎市で生産されるナス。実は長く、果皮は濃紫色。果肉は柔らかく揚げなすなどの加熱食に向く。来歴不詳だが、明治期から栽培されており、台湾から導入された品種との説がある。県により「ながさきの伝統野菜」に認定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android