「長巻の太刀(たち)」の略という。太刀の柄(つか)を1メートル余の長さとしたもので、長大な野太刀の発生と同じく、斬撃(ざんげき)戦用の武器として案出された。江戸期に至って混同されたように、柄長(えなが)で、石突(いしづき)をつけて、長刀(なぎなた)に類似し、またかえって長刀の形式にも影響したが、本来は太刀がその原形であるので、鞘(さや)はないものの、鐔(つば)をつけ、長い柄には一部分に組糸や革で巻き締めた柄巻(つかまき)も施される。『結城(ゆうき)合戦絵詞(えことば)』や、1507年(永正4)成立の「細川澄元(すみもと)出陣影」にすでに描かれるから、室町中期には盛行していたものであろう。
[齋藤愼一]
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新