閉院(読み)ヘイイン

デジタル大辞泉 「閉院」の意味・読み・例文・類語

へい‐いん〔‐ヰン〕【閉院】

[名](スル)
もと帝国議会会期が終わること。⇔開院
病院など「院」と名のつく施設機関がその業務停止し、閉業すること。⇔開院
病院などが、その日の業務を終えること。「午後七時閉院」⇔開院
[類語]閉門閉館

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「閉院」の意味・読み・例文・類語

へい‐いん ‥ヰン【閉院】

〘名〙
国会が会期を終えること。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「国会開院に至りて商店を興し、閉院の後は炎夏となり、在住人は諸方に避暑する」
② 病院など「院」の名称を持つ機関が、その機能を停止、閉業すること。また、その日の業務を終えること。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋「閉院すると共に都落と決めて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android