開放系(読み)カイホウケイ(その他表記)open system

翻訳|open system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「開放系」の意味・わかりやすい解説

開放系
かいほうけい
open system

開いた系ともいう。着目している部分に外部からエネルギーや粒子交換がある場合に,これを開放系という。現実に見られる事物なかには,これらを交換しない完全な孤立系は存在せず,大なり小なり必ず外界との接触が見出される。孤立系では平衡でないかぎり時間とともにエントロピーは必ず増大するが,開放系では減少する場合もありうる。すなわち開放系では熱力学第二法則は必ずしも成立しない。生物は熱力学的にみればすべて開放系であり,外部からエネルギーや物質を取込んでみずから秩序ある身体をつくりあげ,秩序ある運動を行なっている。生きているということは,生体が開放系の安定な定常状態にあることを示している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

最新 地学事典 「開放系」の解説

かいほうけい
開放系

open system

岩石や鉱物などを一つの系として考えた場合,その系と外界との間にエネルギーのみならず元素同位体など物質の交換が生じるとき,その系は開放系であるという。系が開放系であることにより,その系は時間的にも変化する。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む