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開物思想 かいぶつしそう

世界大百科事典 第2版の解説

かいぶつしそう【開物思想】

〈開物〉という語は《易経》の繫辞上伝に出る〈開物成務〉の語から来たもので,〈事物を開発し,事業を成就する〉という意味であり,実学ないしは技術を重視する思想である。1637年,中国の宋応星は《天工開物》と題する技術書を書いた。三枝博音の解釈によると,天工人工に対する自然力を意味し,この自然力を活用する人工が開物であるという。その内容は当時行われていた中国の重要産業を網羅し,それらについて知識人向けの解説を行ったものである。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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