閑斎(読み)かんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「閑斎」の解説

閑斎 かんさい

?-1837ごろ 江戸時代後期の俳人,僧。
備前(岡山県)の人。諸国をめぐり,江戸の俳人ともまじわる。文政3年ごろ近江(おうみ)(滋賀県)粟津(あわづ)義仲(ぎちゅう)寺の無名庵庵主となり,松尾芭蕉(ばしょう)追悼の時雨会(しぐれえ)を主宰した。天保(てんぽう)8年ごろ死去。別号に梅関,椿杖斎。編著に「俳諧(はいかい)道中双六(すごろく)」「粟津文庫」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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